【⠀実録!】41歳で3人目出産!高齢出産のリスクを目の当たりにした日々



こんにちは。ゆうママです!( @yuushimama1019)

高齢出産……ハッキリ言ってなめてました(>_<)
高齢出産⇒⇒35歳以上での出産のことをいう。
高齢出産の高齢化とその他リスクなどの資料はこちら⇒⇒⇒厚生労働省HPより
目次

楽観すぎた私

20歳で第1子となる長男を出産し21歳で第2子の長女を出産しましたが、あの頃は若かった。。。
今回は40歳で妊娠し41歳での出産。

長男も長女も安産で、騒ぐこともなく産院の先生にも「上手なお産でしたよ。」と褒められたほどでした。そのせいか気持ちは一回目の出産のままで「大丈夫やろ~」と何の根拠もなく楽観的でした。

このブログでは40歳私の妊娠初期~後期、出産までの体験をお話しをしたいと思います。

妊娠初期〜1つ目の試練

  • 身体のだるさが取れない
  • 食べづわり
  • 寝ても寝ても眠い
  • 足の付け根が痛む

初期の変化はこんな感じで、つわりと言っても食べづわりだったので体重が増えない様に気を付けていたのと、身体のだるさが凄くてスーパーへ買い物すら行けない日があったので、旦那さんに車で連れて行ってもらう事がありました。とにかく身体が重く辛かったです。

そして、今回の妊娠で一番大きかったのは。。。
最初の検診で「子宮頸がん」の検査があったのですが、それに引っかかりました。その後、組織診という詳しい検査をした結果高度異形成でした。(高度異形成とは・・公益社団法人 日本産科婦人科学会より引用)

正直ショックと驚きで、一緒に病院に行っていた旦那さんにすぐ報告出来ませんでした。                  主治医の先生からも癌ではない、癌の1歩手前の状態だと説明を受けましたが、頭で分かっていても自分の身体がそんな状態だったとは想像もしていなかったので、かなり落ち込みました。先生や家族とも相談をし、妊娠中は経過観察をして出産後に手術をしようと決めました。                     (手術日は2019年9月19日で、また無事終わり次第ブログに書きます。)

※手術・入院の様子の記事はこちら↓

私は、なかなか検診に行かないタイプの人間なので、今回の妊娠がなければ高度異形成は見つかっていなかったと思います。次男には感謝の気持ちと検診の大切さを知りました。
子宮頸がんのみならず、まだ検査をした事がない方はこのブログを読んだきっかけで是非受けてほしいです。自分は大丈夫なんて絶対にないんだって当たり前ですけど・・私の様にどこか過信している方も多いのではないでしょうか。

妊娠中期~なかなか調子いい

  • 相変わらず身体がだるい
  • 気分の悪さはなくなる(食欲がすごい!笑)
  • 眠気も初期と変わらず

気分の悪さがなくなったのが大きかったです。その代り食欲が凄くて、妊娠前にはなかった「○○が食べたい!!」とハッキリ食べたい物が出てきて、我慢するのが大変でした。
例えば・・トマトが食べたい!とかケンタッキーが食べたい!とか○○店のラーメンが食べたい!など・・・次から次へと出てきました(>_<)

そして6ヶ月ごろから胎動を感じ始めました♪

胃の辺りが「ポコポコ」して消化されてる感じだったので、最初は胎動だと気付かなかったのですが、助産師さんに「それが胎動ですよ。」と聞いてビックリしたと同時に嬉しかったのを覚えています。


妊娠後期~妊娠高血圧症候群になる

  • お腹が大きくなってくる
  • 腰痛がひどい
  • 夜あまりぐっすり眠れなくなる
  • とても疲れやすい
  • お腹の張りが頻繁
  • 頻尿で何回もトイレに行く
  • 急にお腹を壊すことがある
  • 浮腫みが酷い

後期になるとグッと体調の変化が増えます。
9ヶ月頃からは生活がし辛いほど不調だったので、旦那さんや娘に手伝ってもらいながら生活をしていました。
後期に入って間もない頃、尿検査でたんぱくの値が+プラスになっていたので食事の量や塩分など少し気を付けるように言われていたので料理をする時は気を付けていました。

そこから検診に行くたびに尿蛋白がプラス、おまけに血圧まで上がり出し上が130になることも。もともと低血圧だったので、血圧が高いのにはビックリしました(>_<)
病院から血圧計を借りて毎日3回(朝・昼・晩)つけるように言われ測る日々に。

毎日塩分に気を付けていたのにも関わらずどんどん血圧は上がり浮腫みも出てきて9ヶ月の頃は足の甲がパンパンになりました。
主治医の先生からは上が140を超えたら夜中でもいいから電話してきて下さい!と強く言われてて38週と3日目の朝、血圧が160に!!!!

朝起きた時に心臓がドクドクして何となく息苦しい感じで、いつもと違う体調にすぐ血圧を測りました。そしたら160!!
すぐに産院に電話をしたら「すぐに来てください!」と言われ旦那さんと車で向かいました。
着くと血圧計や赤ちゃんの心音を聞く機械を取り付け、ベッドに横になり部屋の電気を薄暗くし(血圧が高い時は電気の明るさも良くないそうです。)
静かに横になっていました。

先生が来られて診察後「妊娠高血圧症候群で母子共に危険だから大きな病院へ搬送しますね。大丈夫だからね。」と言われました。
妊娠高血圧症候群とは・・・(公益社団法人日本産科婦人科学会より引用)
あまりの急展開に不安でとても怖かったのを今でもハッキリと覚えています。

そのまま救急車に乗り、少し離れた総合病院へ搬送されました。

病院では検査や内診があり、先生が数名来られ今の身体の状況とこのままでいる事のリスクを説明して下さり午後から緊急帝王切開することに。。。

出産~想像を絶する帝王切開

その日の午後3時から手術することに。
手術の先生、麻酔科の先生、薬剤師の方、担当の助産師の方、色々な方が順番に来られ説明をされました。

その後点滴をし尿道カテーテルをしてもらい静かに待ちました。
その間もずっと旦那さんが付いていてくれたので大分心強かったです。
長女はちょうど韓国へ旅行に行っていたので(笑)心配するだろうと、無事手術が終わってから連絡するつもりで すぐにはしませんでした。

午後3時を過ぎ車椅子で手術室に入り台の上に横になると先生から
「横向きになって背中をグッと丸めてくださいねー。」と言われ言われるまま背中を丸めました。
そのまま背中に針を刺されたみたいですが、全く痛みはありませんでした。(脊髄くも膜下麻酔)
帝王切開は全身麻酔だと思っていたので驚きましたが、この方が赤ちゃんにも影響が少ないそうです。

麻酔が効いて手術が始まりました。もちろん痛みはありませんが、お腹の中を触られている感覚はあり気持ち悪いのと、意識はハッキリしているため怖さがあって手が震えていました。

そんな状態が数分続き、看護師さんが「あともう少しですよー」と声をかけてくれ

すると突然!先生がみぞおちの辺りをぎゅーぎゅーぎゅーーっとすごい力で押し始めました。え?!こんな力で押して大丈夫??( ゚Д゚)とあまりの強さにパニックになっていると
ふっと身体が軽くなると同時に「おぎゃ~おんぎゃ~」産声が聞こえてきました。

はっきり言ってかなり衝撃的でした!

お腹を切ってさっっと赤ちゃんを出すイメージだったので、こんなに最後お腹を押されるとは想像もしていなかったし内臓を触られている感覚も怖くてかなり壮絶でした。

でもキレイに拭いてもらった息子を見せてもらった時は、
ありがとう。よく頑張ってくれたね。と無事母子共に出産を終えたことに安堵し涙が溢れました。

この記事のタイトルの写真は息子が産まれて3日目の写真です♪

妊娠38週3日 2778g 午後3時37分誕生 元気で真っ白な男の子でした!
ゆうし
ゆうし

僕のことやん!

帝王切開は今回が初めてでしたが、こんなにも怖くて大変なんだと痛感したし母子共に無事で産まれくる事は本当に本当に奇跡なんだと思いました。
トツキトウカ。。当たり前かもしれませんが、20代の頃とは雲泥の差で体力面も健康も異なり大丈夫だと思っていても実際はかなり大変でした。(もちろん人によるとは思いますがリスクはあると思います。)

おしまいに

高度異形成から始まり、高血圧、帝王切開、細かい体調も含める40代の妊娠出産は想像以上に辛かったです。

今回「妊娠高血圧症候群」になったのも年齢だけのせいではありませんが、加齢と共にリスクが増えるのも事実。

しかし身体が大変だったとしても今の生活に息子がいるのはとても幸せだし、40代で出産できたことは私にとって大きな財産になりました。

もし「高齢出産」と言われる年齢で出産を控えている方や、高齢での子供を考えている方の参考に
なれば幸いです。



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